オスグット・シュラッター病

足の膝の痛み-オスグット・シュラッター病

スポーツをする中高生に多く、ひざの脛骨が出っ張って足が痛む軟骨炎のひつつです。

○オスグット・シュラッター病の症状！
オスグット・シュラッター病は、膝の脛骨の付近の痛みや膝裏の痛みを感じるようになります。
軽い運動、歩行位では痛みはありませんが、少し激しいスポーツをすると膝の脛骨の付近の痛みを感じてきます。

○オスグット・シュラッター病の原因！
小学高学年〜中学生の成長期に多いケガの一つで、飛んだり、跳ねたり、ボールをけったりする事により、膝付近に大きな衝撃を受け、膝の脛骨粗面付近に炎症が生じます。
発育期には、脛骨粗面に成長軟骨帯があり、大腿四頭筋の収縮運動を繰り返す事により脛骨粗面付近に炎症を起こします。

○オスグット・シュラッター病の治療法
治療法としては、歩行時でも痛みがある場合は、スポーツを一時中止して、まず安静にする事が第一です。
痛みが弱い場合には、症状に合わせてスポーツは許可しますが、運動前にストレッチと運動後のアイシングを十分に行います。
あまり心配しなくてよく、数か月で痛みは消えることが多いようです。
ごくまれに、骨が遊離して、痛みが強い為に、摘出手術を行う場合もあります。

いずれにしても、膝に異常を感じたら、整形外科専門医の診察を受け、正確な診断をつけ、治療計画を立ててもらってください。