偏平足による足首の痛み

偏平足による足首の痛み

偏平足による足首の痛み、偏平足になると、足首の周りや足の裏に痛みが現れたりする事が良くあるのです。

偏平足とは、土踏まずがなく、足裏が平らな状態の足の事をいいます。

つまり、正常な足の裏にはアーチ状の土踏まずがあり、歩いたり走ったりした時にアーチ状の部分で地面からうける衝撃を吸収するのです。

しかし、偏平足の場合は土踏まずがない為、衝撃を吸収できず足首・足の関節・筋肉や靭帯に衝撃による負担が大きくなるのです。

偏平足には、遺伝的な原因の先天性の偏平足と堅い床の上で長時間仕事をしていたり、足に不適切なハイヒールを長時間履いたり、生活習慣が原因の後天性の偏平足があります。

偏平足になる原因で多いとされるのが、体重の増加や長時間の立ち仕事など生活習慣により、徐々に土踏まずに負担がかかり、アーチ状の土踏まずの高さが下がり偏平足になってしまう事が多い様です。

偏平足には、疲れやすい、足首や足の裏が痛い、X脚、体の痛み、脱臼などの症状が表れやすいのです。

●疲れやすい
歩く、走るなどの動作をした場合に、正常な足の裏であればアーチ状になっている部分で地面を蹴る衝撃を吸収するのですが、偏平足の場合はアーチ状の部分が小さいので衝撃を吸収しきれず、疲れやすくなるのです。

●足首や足の裏の痛み
偏平足の場合はアーチ状の土踏まずで衝撃を吸収出来ないので、足首・足の裏・足の関節・筋肉や靭帯などいろいろな部分に負担が大きくなってしまいます。
そん中でも足首と足の裏に最初は痛みが出やすく、放置していると、歩行に支障をきたすほど痛みが強くなる場合もありますので、気を付けるようにして下さい。

●X脚になりやすい
普通の方の足の裏は土踏まずがある為、体の重心は外側に掛かりますが、偏平足の場合あは、土踏まずがなく足の裏が平らなので、体の重心が内側に掛かってしまう方が多く、X脚になりやすいそうです。

●体の痛み
偏平足の場合体を支える重心がずれてしまい、歩き方に変な癖がつく事がおおくあり、体全体が歪んでしまい、腰や膝、脛、肩など偏平足とは関係のない場所に痛みや症状が出る事があります。

この様に偏平足の症状にはいろいろありますが、しかし偏平足になっても、ほとんど症状の現れない方もいます。
偏平足の症状が出ないうちに、又は軽いうちの偏平足を治すようにしましょう。