単純性股関節炎

股関節が痛い単純性股関節炎

男の子に多く発病し、特に怪我などの外傷はないが、風邪などの後に片方の足の付け根の痛みを訴えたりします。

最初は膝の痛みを訴えたり、大腿を痛がる事もありますが、実際には股関節が原因の場合があります。

股関節を曲げたり伸ばしたりすると痛みがあり、片方の股関節を少し曲げた状態が楽なようです。

走ったり歩いたりすると痛みがり、歩く場合はガニ股になる場合があります。

単純性股関節炎の原因は分かっていませんが、外傷説やアレルギー説などもあります。

炎症を起こしているような症状ですが、血液検査などで炎症を表す反応はありません。

安静にして、一週間〜10日ほどで自然になおります。

単純性股関節炎は特に治った後の後遺症などはなく、何もなかったかのように走ったり、跳んだりする事もできます。

感染することはありませんので、学校や保育園に行く事は出来ますが、走り回ったり、体育の授業を受けたりする事を避けて下さい。

単純性股関節炎の症状は化膿性股関節炎やペルテス病に似ている為、自己診断はしない様にして病院の診断を受ける様にして下さい。